投稿日:2023年1月25日 | 最終更新日:2026年6月15日
インプラント治療で起こりうるリスクについて
インプラント治療に対して、いざ決意をしても、色々と後ろ向きなことを考えてしまうことは、よくあることです。
実際に、インプラント治療を行う際に調べてみると、肯定的な意見や感想ばかりの事も多いと思います。
ですが、どのような治療であれ、メリットもあればデメリットもあるのは事実です。
今回、インプラント治療で起こりうるリスクにについて、いくつかまとめてみました。
このようなリスクを負わないようにする事が、医療従事者の我々としては第一ですが、
患者さんにも、インプラント治療にはこのようなリスクがあることをご理解いただけますと幸いです。
インプラント治療で起こりうるリスクを
・手術中
・手術後
こちらの2つの場面に分けて解説します。
〜インプラントの手術中に考えられるリスクと、リスクの回避方法〜
手術中に考えられるリスクは4点あります。順に解説します。
・顎の骨の中にある神経を傷つけてしまうリスク
・上顎洞に穴をあけてしまう、インプラントが上顎洞内に転がりこんでしまうリスク
・顎の骨の密度が低く、インプラントを固定できないリスク
・患者さんがパニックを起こすリスク
・顎の骨の中にある神経や、大きな血管を傷つけてしまうリスク
インプラントの手術をしている最中に、細心の注意を払っているのが、神経や血管を傷つけないようにすることです。
神経のある場所は、レントゲンでも確認することはできますが、2次元的にのみ判断することになってしまうので、CTの撮影を行い、インプラントを入れる場所の周囲は大丈夫なのか、精密検査を行い、慎重に判断している歯科医院がほとんどです。
神経を傷つけてしまうと、唇や頬など、お顔の感覚やお口に感覚が失われてしまい、日常生活に大きな支障をきたします。
大きな血管を傷つけると、大量に失血してしまい、生命に関わる問題へと発展してしまいます。
〜リスク回避方法〜
インプラント手術を希望する場合に、どれだけ本数が少なく簡易な手術だとしても、レントゲン診断だけではなく、CT撮影による精密画像診断を行っている歯科医院を必ず選びましょう。
・上顎洞に穴をあけてしまう、インプラントが上顎洞内に転がりこんでしまうリスク
上顎の奥歯の辺りに、上顎洞という空洞があります。この空洞の付近までインプラントを埋め込む穴を削り、インプラント体を埋め込みます。
ですが、CTの撮影や、インプラントの手術準備を行うステントの製作を行っていない場合に、インプラントを入れる距離の目測を誤り、上顎洞に貫通させてしまうリスクがあります。
〜リスク回避方法〜
インプラント手術前のCT撮影を行っている歯科医院を選び、インプラント治療の経験が長く、インプラントの専門的な知識が豊富なインプラント専門医のいる歯科医院を選びましょう。
・顎の骨の密度が低く、インプラントを固定できないリスク
インプラント手術前診断を行う際のCT撮影で、大まかには判断ができますが、
稀にCT撮影の診断結果以上に、手術で歯肉を開き、顎の骨の状態を確認すると、顎の骨の密度が少ない場合があります。そうすると、インプラントを固定する事ができないので、手術が行えない、あるいは、行っても顎の骨とインプラントが固定出来ず、失敗する恐れがあります。
〜リスク回避方法〜
あらかじめ、骨密度に懸念のある方は手術前にお伝えください。
人工の骨を造成することで、インプラント治療ができる可能性もあります。
・患者さんがパニックを起こすリスク
インプラントに限らず、外科的な治療や治療時間が長い場合に、患者さんが不安感から急激なパニックを起こす場合があります。
手術に対して恐怖心が強い、限界まで恐怖心を我慢してしまう、閉所恐怖症の場合に、パニックになる場合が多いようです。
〜リスク回避方法〜
パニックになるそうな気がする、リラックスして手術を行いたい、という場合には、
『静脈内鎮静法』という、寝ているような感覚で、治療が行える麻酔を行っている歯科医院を選択することをお勧めします。麻酔科医がいる歯科医院を選ぶと安心です。
いかがでしたか?インプラント治療で起こるリスクと、リスクの回避方法についてお伝えしました。ご参考になりましたら幸いです。
監修 大串 博
歯科医師臨床研修指導医
日本歯周病学会 専門医
日本口腔インプラント学会専門医
日本臨床歯周病学会 歯周病指導医・認定医 ・歯周インプラント指導医
日本顎咬合学会 認定医
日本アンチエイジング歯科学会認定医
日本歯科医師会認定産業歯科医
インビザラインダイヤモンドドクター
日本審美歯科学会会員
日本血液学会会員
点滴療法研究会会員 高濃度ビタミンC点滴療法認定医
日本歯科医師会会員
「鬼手仏心」
歯科医になった時からの座右の銘です。
生涯常に研修・精進、メスを置くまで終わりのない道を登り続けます。
リスクを読んで不安になった方は、個別の危険因子を確認しましょう
インプラント治療には、痛み、腫れ、出血、感染、神経麻痺、上顎洞炎、骨結合不良、上部構造の破損、インプラント周囲炎などのリスクがあります。ただし、どのリスクに注意すべきかは、部位、骨量、神経や上顎洞との距離、持病、服薬、歯周病の状態によって変わります。
- CTで神経や上顎洞との距離を確認できるか。
- 骨造成や追加処置が必要か。
- 治療しない選択肢や入れ歯、ブリッジも説明されるか。
- 術後のトラブル時の対応とメンテナンス体制を確認できるか。
不安な方は、検索だけで判断せず、診査後に治療可否と代替案を確認することをおすすめします。
不安な記事を読んだ方へ
怖い情報を読み続けるより、自分のリスクを確認します
事故や失敗の記事だけでは、自分が治療を受けてよい状態かは判断できません。CT診断、歯周病、骨量、神経や上顎洞との距離、服薬、代替案を確認します。
治療可否
手術へ進む前に、受けられる状態かを確認。
避けたいリスク
神経、感染、骨結合、周囲炎、持病を確認。
治療しない選択肢
入れ歯、ブリッジ、経過観察も含めて整理。
相談当日に治療を決める必要はありません。説明内容は持ち帰って確認できます。
予約時は「手術不安」「失敗が心配」「再治療相談」など、不安に近い言葉を一つ添えてください。
インプラント相談の全体案内
目的別に必要な情報へ進めます
費用、骨の状態、手術不安、他院相談、入れ歯との比較、術後管理まで、検討段階に合わせて確認できます。
状態別の相談
再治療・全身管理
死亡事故・リスクの記事を読んで不安になった方へ
検索を続けるより、専門医に自分の状態を確認しませんか
インプラントの事故や失敗の記事にたどり着いた方が本当に確認すべきなのは、「自分は治療を受けてよい状態か」「どのリスクを事前に見ておくべきか」です。価格や早さだけで判断せず、日本口腔インプラント学会認定専門医の在籍、CT診断、歯周病管理、骨量、神経や上顎洞との距離、服薬、費用、代替案まで確認できる相談先を選ぶことをおすすめします。
相談だけで治療を決める必要はありません。スマイルライン歯科・福岡矯正歯科 博多では、診査結果に基づき、治療可否、リスク、代替案、治療しない選択肢も含めて説明します。
- リスク記事を読み続けても、不安だけが大きくなっている。
- 自分が治療できる状態か、費用がどの程度かを知りたい。
- すぐ治療するかではなく、まず専門医の説明を聞いてから決めたい。
予約は手術の申込みではありません。診査後に、治療する、治療しない、別の方法を選ぶ、家族と相談する、という判断ができます。
治療の流れを確認した方へ
次は費用・期間・通院回数を個別に確認
インプラント治療の手順は、抜歯の有無、骨造成、歯周病管理、仮歯、最終的な被せ物によって変わります。相談では、今の状態なら何回通うか、どの段階で費用が発生するか、仕事や予定にどう合わせるかを確認します。
相談だけで治療を決める必要はありません。診査後に、治療しない選択肢も含めて確認できます。
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この記事に関連するインプラント相談
費用、骨の状態、痛みへの不安、他院での説明内容などは、診査後に個別に確認することが大切です。
検索で調べた後に
この記事の内容を、自分の状態に当てはめて確認しませんか
インプラントの一般情報は参考になりますが、実際の治療可否、費用、期間、リスクは、骨量、歯周病、咬み合わせ、持病、服薬、希望する治療範囲によって変わります。相談では、治療するかどうかを決める前に、必要な確認項目を整理できます。
治療できる状態か
CT、歯周病、骨量、神経や上顎洞との距離を確認します。
費用はどこまで含まれるか
手術、上部構造、骨造成、鎮静、仮歯、保証条件を分けて確認します。
リスクと代替案
インプラント以外の選択肢、治療しない選択肢も含めて説明します。
事故・失敗の記事を読んで不安な方へ
記事を読んだ後は、自分の状態で確認しましょう
インプラントの事故や失敗の記事は参考になりますが、必要な確認事項はお口の状態、骨量、神経や上顎洞との距離、歯周病、持病、服薬、治療計画によって変わります。博多駅筑紫口徒歩4分の医院で、日本口腔インプラント学会認定専門医が診査後に、費用、期間、主なリスク、代替案、治療しない選択肢を整理して説明します。
相談で確認できること
- 自分がインプラントを検討できる状態か
- 避けたいリスクに対して、事前に確認すべき検査項目
- 骨造成、静脈内鎮静、歯周病管理が必要になる可能性
- インプラント以外の選択肢と、当日決めずに持ち帰れる内容
予約時の備考欄には「事故の記事を読んで不安」「自分のリスク確認」「治療可否だけ確認」など、一言だけで構いません。
