投稿日:2023年1月25日 | 最終更新日:2026年6月15日
インプラント治療における仮歯の重要性
インプラント治療で仮歯を入れるようなのですが、コストを削減したいので、仮歯はなしでそのまま完成の歯にしてほしいのですが、仮歯は絶対に無くてはいけませんか?
インプラント治療を行うにあたって、費用のご説明を行うときに、このようにご相談される患者さんは、時々居らっしゃいます。
実際のところ、ご自身のためにもインプラントの仮歯を入れる工程は、完成した最終的な被せ物を入れるより、大切な工程です。
では、仮歯の期間がどれほど大切な期間なのか?ということを、わかりやすく解説をしていきます。
・インプラント治療で仮歯を入れることの意味とは?
・インプラント治療で仮歯を入れなかった方のお話
・インプラント治療で仮歯を入れなかった際に起こり得るリスク
〜インプラント治療で仮歯を入れることの意味とは?〜
インプラントの仮歯には、さまざまな意味があります。
・しっかり力を入れて噛み合わせられるか?
・噛み合わせに違和感はないか?
・頬や舌などを噛む事はないか?
・お口の中を狭く感じたり、唇が張りすぎたり粘膜に違和感を感じないか?
・歯の形の見た目は問題ないか?
・食べ物の流れ、唾液の流れは問題ないか?
・空気の抜け方は問題ないか?
・話しにくく、発音しにくさはないか?
・歯ブラシが届きやすい形か?
など、確認する内容は幅広くあります。
仮歯は材質がレジンという樹脂の材料で出来ているので、削ったり、足したりということが簡易にできるので、いくらでも調整が可能です。
このような、普段気が付かないけど気になってしまう僅かな変化を調整できるのが、この仮歯の期間です。
〜インプラント治療で仮歯を入れなかった方のお話〜
インプラントの治療費用を最大限に削減してインプラントを行う、ということで仮歯を入れず、かなり大きな連結の完成のブリッジを入れた患者さんの、セカンドオピニオンでお会いしたことがあります。
仮歯を入れなかったために、実際に想像していた被せ物とは程遠い見た目と、歯の大きさ、噛み合わせを何回調整しても丁寧に行かない、ということが続きました。
なおかつ、徐々に噛み合わせの不調と、お口の中で被せ物が舌に当たり続けたストレスから、精神的にとても辛くなり、インプラント治療をした歯科医院へは通えなくなってしまい、セカンドオピニオンで転院され、拝見することになりました。
結局その方は、もう一度仮歯から、最終的な完成した被せ物を入れることになったので、当初の仮歯を含めたインプラント治療の金額より、大幅に費用はかかってしまいました。
仮歯を入れて、何度かの調整を重ねて、ようやく最終的な被せ物が入ったときには、大変喜ばれていたのと同時に、その時に仮歯を入れなかったことを、とても後悔していました。
その方は、ご自身のエピソードと共に、今後仮歯を入れないで治療をしたいという方にはご自身のエピソードを含めて全て話してほしいと言ってくださったので、こちらにエピソードとして書かせていただきました。
〜インプラント治療で仮歯を入れなかった際に起こり得るリスク〜
インプラントの仮歯は、樹脂でできているので、歯科医院に来院したその場で、大幅な形の修正や微調整は簡単に行うことが出来ます。
ですが、最終的な完成の歯にすると、削ることはできますが、盛り足すことはできない材料を使用しているのです。
セラミックや、ジルコニア、金属などで製作するので、削る事はできますが、形を変更するなどの場合には、また初めから製作することになりますので、時間は大幅にかかり、製作費用もその都度かかりますので、とても無駄になってしまいます。
費用のリスクと時間のリスク、噛み合わせなどの微細なズレや、頬や舌に当たるなどの微細な違和感が、大きなストレスになるリスクを持ち合わせています。
ですので、確実に仮歯の期間を重要視していただければと思います。
〜まとめ〜
仮歯の期間は、とても大切な期間だ。ということをご理解いただけたのではないでしょうか?仮歯をどうしようか考えていらっしゃる場合には、ぜひこちらの記事を参考にしていただけますと幸いです。
監修 大串 博
歯科医師臨床研修指導医
日本歯周病学会 専門医
日本口腔インプラント学会専門医
日本臨床歯周病学会 歯周病指導医・認定医 ・歯周インプラント指導医
日本顎咬合学会 認定医
日本アンチエイジング歯科学会認定医
日本歯科医師会認定産業歯科医
インビザラインダイヤモンドドクター
日本審美歯科学会会員
日本血液学会会員
点滴療法研究会会員 高濃度ビタミンC点滴療法認定医
日本歯科医師会会員
「鬼手仏心」
歯科医になった時からの座右の銘です。
生涯常に研修・精進、メスを置くまで終わりのない道を登り続けます。
仮歯の有無は、見た目だけでなく治療計画全体に関わります
インプラント治療中の仮歯は、前歯の見た目、食事、発音、歯ぐきの形、咬み合わせに関係します。一方で、骨の状態や手術内容によっては、すぐに強く噛ませない方がよい場合もあります。
- 抜歯の有無、骨量、初期固定の状態。
- 前歯か奥歯か、見た目をどの程度優先するか。
- 即時荷重や即日仮歯が適しているか。
- 治療期間中の食事、清掃、通院回数。
相談では、仮歯を使えるか、どの期間に何を避けるべきか、最終的な被せ物までの流れを確認できます。
不安な記事を読んだ方へ
怖い情報を読み続けるより、自分のリスクを確認します
事故や失敗の記事だけでは、自分が治療を受けてよい状態かは判断できません。CT診断、歯周病、骨量、神経や上顎洞との距離、服薬、代替案を確認します。
治療可否
手術へ進む前に、受けられる状態かを確認。
避けたいリスク
神経、感染、骨結合、周囲炎、持病を確認。
治療しない選択肢
入れ歯、ブリッジ、経過観察も含めて整理。
相談当日に治療を決める必要はありません。説明内容は持ち帰って確認できます。
予約時は「手術不安」「失敗が心配」「再治療相談」など、不安に近い言葉を一つ添えてください。
インプラント相談の全体案内
目的別に必要な情報へ進めます
費用、骨の状態、手術不安、他院相談、入れ歯との比較、術後管理まで、検討段階に合わせて確認できます。
状態別の相談
再治療・全身管理
死亡事故・リスクの記事を読んで不安になった方へ
検索を続けるより、専門医に自分の状態を確認しませんか
インプラントの事故や失敗の記事にたどり着いた方が本当に確認すべきなのは、「自分は治療を受けてよい状態か」「どのリスクを事前に見ておくべきか」です。価格や早さだけで判断せず、日本口腔インプラント学会認定専門医の在籍、CT診断、歯周病管理、骨量、神経や上顎洞との距離、服薬、費用、代替案まで確認できる相談先を選ぶことをおすすめします。
相談だけで治療を決める必要はありません。スマイルライン歯科・福岡矯正歯科 博多では、診査結果に基づき、治療可否、リスク、代替案、治療しない選択肢も含めて説明します。
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予約は手術の申込みではありません。診査後に、治療する、治療しない、別の方法を選ぶ、家族と相談する、という判断ができます。
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インプラント治療の手順は、抜歯の有無、骨造成、歯周病管理、仮歯、最終的な被せ物によって変わります。相談では、今の状態なら何回通うか、どの段階で費用が発生するか、仕事や予定にどう合わせるかを確認します。
相談だけで治療を決める必要はありません。診査後に、治療しない選択肢も含めて確認できます。
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インプラントの一般情報は参考になりますが、実際の治療可否、費用、期間、リスクは、骨量、歯周病、咬み合わせ、持病、服薬、希望する治療範囲によって変わります。相談では、治療するかどうかを決める前に、必要な確認項目を整理できます。
治療できる状態か
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費用はどこまで含まれるか
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インプラント以外の選択肢、治療しない選択肢も含めて説明します。
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