投稿日:2022年12月16日 | 最終更新日:2023年9月10日
歯科医院によって治療費の相場が違うのはなぜ?
「歯科医院によりけりで、インプラントの治療費の相場が全然違うのだけど、
どうしてここまで差があるの?」
確かに、歯科医院によりけりで、インプラントの治療費には差がありますよね。
でも、どうしてここまで違うのか?
明確にその差がわかるとスッキリしますよね。
今回は、歯科医院によって、インプラントの治療費の相場が違う理由についてお伝えします!
相場の違いの理由
- 金額の提示方法が違う
- 使用している材料(インプラントメーカー)の違い
- 保証内容の充実度の違い
- インプラント治療に関しての歯科医師の熟練度の違い
- ランニングコストの違い
- 金額の提示方法が違う
金額の提示方法は、細かく分けているところと、総合的に提示しているところで大きく分かれます。
インプラントは主に、『インプラント体』と言う、顎の骨に埋め込む人工歯根と、『上部構造』と言う、インプラント体の上に被せるもの(クラウン)で成り立ちます。
極端に安価な金額の提示の場合には、『インプラント体だけ』の料金で、手術代は含まれておらず、上部構造は別料金、と言うことはよく有ります。
- 使用している材料(インプラントメーカー)の違い
使用している材料、インプラントメーカーの料金に、大きな差が有ります。
インプラントのメーカーは、世界中に100社以上あると言われています。その中でも、主流のメーカーは、半世紀以上トップを走り続けていると言う実績があり、症例件数も豊富です。
主流メーカーは、アフターフォローも手厚いところがほとんどです。
インプラントメーカーでも、特に韓国製や安価なものやコピー商品は、まだまだ知名度が低く、歴史的には浅いものが多いです。
臨床検査でクリアをしていないと市場には出回りませんので、安全とは言えますが、その企業が存続するかどうか、アフターフォローが万全かどうかは定かではありません。
- 保証内容の充実
歯科医院の方針にもよりけりですが、インプラントの手術が終わり、被せ物までの治療が終わってからも数年間は、万が一インプラントにトラブルが発生しても、修理などの対応やアフターケアを充実させている場合が多いです。
費用が格安な場合には、治療費のみで、補償内容がともなっていない場合も多くあります。
- インプラント治療に関しての歯科医師の熟練度
歯科医師の熟練度の違いでも、費用に大きく差が出てきます。
熟練度が高く、インプラントの専門性の知識が高い歯科医師は、今までに診察してきた症例数が圧倒的に多いです。一般的なケースから、一筋縄では行かない難しいケースなど、様々なケースを見てきているので、臨機応変に対応ができ、知見も広いので、安心して任せることができます。
日本口腔インプラント学会が定めている、インプラント認定医や、インプラント専門医に関しては、様々な症例を治療し、学会の定めた厳しい項目をクリアしているので、安心してお任せができます。費用が安すぎる場合には、インプラントについての専門性が高いかどうか、歯科医師の経歴を確認することも大切です。
- ランニングコスト
建物の立地条件や、導入している設備の維持費。
インプラントの手術に携わるスタッフの熟練度が高く、より専門的な知識を持ち合わせている場合や、インプラントの手術で使用するディスポーザブルの専門的な滅菌済みの衛生用品の準備、
これらのランニングコストによって、大きく費用に変動がある印象です。いかがでしたでしょうか?インプラントの治療費相場の違いについて、お伝えいたしました。
あまりにもインプラント治療にかかる費用が安価な場合には、料金について今一度よく確認をするようにしてみてください。
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