インプラント治療

インプラントと矯正の関連性について

    投稿日:2023年1月23日 | 最終更新日:2023年9月10日

    インプラントと矯正の関連性について

    インプラントと矯正治療は、それぞれが違うもののように見えて、実は関連性が深いものだということは、ご存じでしょうか?

    今回は、インプラントと矯正治療の関連性について詳しく解説をしていきます。

    〜インプラントと矯正治療の共通点〜

    ・保険適応ではない

    インプラント治療も、矯正治療も、保険診療外になりますので、診療費用はどちらも高額なものになります。

    では、なぜインプラントと矯正治療は保険診療の科目に入らないのでしょうか?

    日本で生活をしている限り、病気とみなされている、必要最低限の治療は、保険診療で受けることが出来るから、だと言われています。

    インプラントは、失った歯を補うためのものです。

    残念ながら、歯を失ったところを補うための治療は、保険診療の場合にも入れ歯やブリッジなどがありますので、高度な治療技術と、専門性の高い知識を要するインプラント治療は、保険診療に入ることは、まだ無さそうです。

    矯正治療は、歯の並びをキレイにする目的や、噛み合わせが悪いところを治療する方法ですが、歯並びが悪いことは、病気と判断されないということで、保険診療から除外されています。

    ですが、海外から見ると、保険診療の制度や治療の水準が、ここまで整備されていることはない、というほど評価が高いのも実際のところです。

    保険診療が効かない、自費診療でも、

    ・審美目的ではない機能改善(噛み合わせの改善の治療)の矯正治療

    ・インプラント治療

    こちらの2つは医療費控除の対象に入りますので、ぜひ医療費控除の申請を行い、所得税の還付金と税金の減額を受けてください。

    ・噛み合わせを良いものに整える

    噛み合わせは、人生を変えるほど大きな問題です。

    先ほどの、矯正治療で、噛み合わせが悪いことが病気とみなされない、というのは、昔に保険診療の制度が決まった頃から比べると、現在はその様な判断が難しくなってきたのではないかと考えるほどです。

    噛み合わせは、ほんの少し、ミクロ単位でずれただけで、全く違う噛み心地になります。

    それは、本人が感じているだけではなく、全身の症状としても現れます。

    噛み合わせがうまく出来ず、踏ん張れないと、全身に力が入らなくなり、転倒しやすくなります。

    分かりやすい見た目とすれば、お顔の筋肉が偏って使われるので、筋肉が張ってしまいます。

    そうすると、お顔も筋肉が張り、大きく見えることや、返って奥歯だけで集中して噛むことで、エラが張る様な筋肉の発達をする場合があります。

    矯正治療で、噛み合わせを改善して、正常に噛める様になると、お顔つきが変わり、スッキリします。

    噛み合わせが悪いと、噛めないので、咀嚼に時間がかかりすぎるか、よく咀嚼できないで丸呑みのような状態で飲み込んでしまうこともよくあります。

    そうすると、胃腸に負担がかかり、栄養素がうまく吸収できず、胃腸の調子が悪いことが続きます。

    噛むということで満腹中枢に刺激がいくのに、噛めないので刺激が行かず、食べ過ぎてしまい、太ってしまうこともあります。

    それほど、噛み合わせは重要なことです。

    インプラントでも、入れ歯が入っていたけど、入れ歯が合わない顎の骨だった場合に、長いことしっかり噛めていないと、変な場所で噛む癖がついていたなどで、ご自身がどこで噛み合わせていたのかを忘れてしまい、ちょうど良い噛み合わせを取り戻すまでにとても時間を要します。

    その固定源をインプラントにするだけで、歯肉で入れ歯を支えるのではなく、インプラントで支えるので、噛み合わせが比較的早く整います。

    インプラントには、失った歯の本数にもよりますが、噛めなかった過去を取り戻せるほど、噛める幸せを噛み締めることができる、とお聞きすることが多くあります。

    インプラントと矯正治療、関連性がなさそうでありそうな2つの治療ですが、ご自身の未来を良くするための、前向きな治療だということは明らかになりましたね。

    こちらの記事が参考になりますと幸いです。

    日本口腔インプラント学会認定インプラント専門医でインビザラインダイヤモンドドクターでもある、インプラントと矯正治療両方のエキスパート

    福岡市博多のインプラント専門医

    スマイルライン歯科・矯正歯科

     

     

     

     

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