インプラント治療

インプラント手術をする前に知っておくべきこと

    投稿日:2023年1月9日 | 最終更新日:2023年9月10日

    「インプラント手術をする前に知っておくべきこと」

    インプラントの治療が終わった後に、こんなはずではなかった!

    という事になってしまい、後悔をしているという患者様も少なくはありません。

    高額な費用を支払い、手術を受けて、トータルの治療期間も長いインプラント治療では、納得のいくものにしたいですよね。

    インプラントの手術を受ける前に、これだけは知っておいていただきたいことについて、分かりやすくまとめましたので、最後までご覧いただけますと幸いです。

    【インプラント治療を納得して選択出来ているか】

    インプラント治療は、歯を失ったところを補うための治療方法です。

    ですが、歯を失ったところを補う方法は、他にもあります。

    1つ目『ブリッジ』…失った歯の両隣の歯を削り、被せ物で橋渡しにする方法

    2つ目『入れ歯』…失った歯を、取り外しができる入れ歯にする方法

    インプラント治療の他にも、上記2つの方法が有る、ということを理解をされた上で、

    インプラントが発揮できるメリットの

    ・審美性に優れている

    ・ブリッジのように他の歯を削ることがない

    ・入れ歯のように取り外しをする手間がない

    ・自分の歯のように噛める

    などのことを優先するために、インプラントを選択した。

    ということを、ご自身でも理解し、納得されていることが重要です。

    「相談をした上で、最良の選択肢がインプラントだったから、インプラント治療を選択した。」これであれば、ご自身での選択になりますので、問題はありません。

    ですが、多くのトラブルの場合に

    「先生からインプラントが良いと言われたから、よくわからないけどそうした。」

    という、しっかりと納得をしていない状態で話が進み、インプラントにした方が良さそうだったからそうした、という場合が多いのが現状です。

    時間がかかっても良いので、必ずご自身の現状を把握し、納得した上でインプラントの手術を受けるようにしましょう。

    【手術前精密検査、画像診断の結果と、予定している手術内容の説明がある】

    インプラントの手術を成功させるために、とても大事なことは、

    インプラントの術前検査です。

    お口の中の検査で、顎の骨の状態や、歯周病の状態、残っている歯の状態や、インプラントをする場所の精密検査は必須です。

    ですが、それ以外で特に大事なのがCTの画像検査です。

    これはとても重要で、顎の骨の状態もそうですが、インプラントを入れる場合に、顎の骨の中を走っている太い神経がどこにあるか、手術に問題はないか、というのを診断するためにとても重要です。

    精密検査の結果についてと、どのようにインプラント治療をする予定なのかを詳しく説明をしてくれる歯科医院は、信頼できる歯科医院と言えるでしょう。

    【同意書(契約書)と手術総費用の概算を知る】

    手術前に、手術内容の説明とともに、同意書の記入をする歯科医院は少なくありません。

    保証内容については、保証期間や保証金額など、万が一にインプラント手術が良い方向に行かなかった場合、その歯科医院ではどうする方針なのかを、確認することが必要です。

    同意書を作成する場合に、費用も口頭ではなく、明示されていることがほとんどですので、支払い方法についても確認を行いましょう

    いかがでしたか?インプラント手術を行う前に知っておいた方がいいことは、インプラントのメリットやデメリットについて知ることも大事ですが、それだけではなく、

    ご自身が納得のいく形で、手術をすることを決められたか?ということの方が重要です。

    歯科治療の内容は、確かに難しいので理解をするには時間がかかりますが、ご自身の大切なお身体の一部ですので、判断を歯科医師だけに任せるのではなく、必ずご自身で納得してから、インプラントの手術をするか、否かの判断をしていただければと。

    福岡県福岡市博多区のインプラント専門医

    スマイルライン歯科・矯正歯科

     

     

     

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